
DIMM ソケットについて
システム ボードには 2 つの DIMM ソケットがあり、1 つのチャネルについて 1 つのソケットがあり
ます。ソケットには、DIMM1 および DIMM3 の番号が付けられています。ソケット DIMM1 はメモリ
チャネル B で動作し、ソケット DIMM3 はメモリ チャネル A で動作します。
取り付けられている DIMM に応じて、システムは自動的にシングル チャネル モード、デュアル チャ
ネル モード、またはフレックス モードで動作します。
注記: 最大のグラフィックスのパフォーマンスを必要とする場合は、バランスのとれたチャネル メ
モリ構成での使用をおすすめします。
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1 つのチャネルの DIMM ソケットにのみ DIMM が取り付けられている場合、システムはシングル
チャネル モードで動作します。
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チャネル A の DIMM の合計メモリ容量とチャネル B の DIMM の合計メモリ容量が等しい場合、
システムはより高性能なデュアル チャネル モードで動作します。
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チャネル A の DIMM のメモリ容量とチャネル B の DIMM のメモリ容量が異なる場合、システム
はフレックス モードで動作します。フレックス モードでは、最も容量の小さいメモリが取り付
けられているチャネルがデュアル チャネルに割り当てられるメモリの総量を表し、残りはシン
グル チャネルに割り当てられます。一方のチャネルのメモリ容量がもう一方の容量よりも多い
場合は、より大きい容量をチャネル A に割り当ててください。
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どのモードでも、最高動作速度はシステム内で最も動作の遅い DIMM によって決定されます。
DIMM の取り付け
注意: メモリ モジュールの取り付けまたは取り外しを行うときは、電源コードをコンセントから
抜いて電力が放電されるまで約 30 秒待機してから作業する必要があります。コンピューターが電源
コンセントに接続されている場合、電源が入っているかどうかに関係なく、メモリ モジュールには
常に電気が流れています。電気が流れている状態でメモリ モジュールの着脱を行うと、メモリ モ
ジュールまたはシステム ボードを完全に破損するおそれがあります。
お使いのメモリ モジュール ソケットの接点には、金メッキが施されています。メモリを増設すると
きには、接点の金属が異なるときに生じる酸化や腐食を防ぐため、メモリ モジュールは金メッキの
ものを使用してください。
静電気の放電によって、コンピューターやオプション カードの電子部品が破損することがあります。
以下の作業を始める前に、アースされた金属面に触れるなどして、身体にたまった静電気を放電して
ください。詳しくは、
52 ページの「静電気対策」を参照してください。
メモリ モジュールを取り扱うときは、金属製の接点に触れないでください。金属製の接点に触れる
と、モジュールが破損するおそれがあります。
1. コンピューターが開かれないように保護しているセキュリティ デバイスをすべて取り外しま
す。
2. CD や USB フラッシュ ドライブなどのすべてのリムーバブル メディアをコンピューターから
取り出します。
3. オペレーティング システムを適切な手順でシャットダウンし、コンピューターおよび外付けデ
バイスの電源をすべて切ります。
メモリの増設
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