<studiocal>
<user_presets operation="load"/>
</studiocal>
ディスプレイ設定のアップロードおよびダウンロード
Studio Cal XML は、主にキャリブレーションの機能のために設計されていますが、キャリブレーション
以外の機能も提供します。<user_settings>タグを使用すると、ディスプレイ設定を XML ファイルにエ
クスポートして、その設定を同じディスプレイに再び読み込んだり、他のディスプレイに展開したり
できます。
このタグは、多くの大手 VFX スタジオおよびアニメーション スタジオで採用されている、「設定、調
整、および展開」モデルの実施を容易にするためのものです。このタグにより、IT 部門はまず 1 台の
ディスプレイですべてのメニューを目的に合うように設定し、その設定を施設内の他のすべてのディ
スプレイに展開することができます。このコマンドはキャリブレーションを目的としたものではな
いため、キャリブレーション固有のタグと使用することはできません。
このタグは 2 つの属性を含み、以下のように構造化されています。
<user_settings operation="save|load"/>
operation タグは、「save」または「load」のどちらかに設定できます。「save」に設定された場合、
ディスプレイの設定は、接続されている
USB ドライブのルートにある「Z27X_UserSettings.xml」とい
う名前のファイルに書き込まれます。ドライブにこのファイルがすでに存在する場合、ファイルが上
書きされます。このファイルは人が読むことができますが、手動で編集するように設計されていない
ため、タグ属性は文書化されていません。属性が範囲外の値に変更された場合、その属性はディスプ
レイに読み込まれるときにスキップされます。
「load」に設定された場合、挿入した USB ドライブ上に「Z27X_UserSettings.xml」ファイルが存在する
必要があります。そのファイルの設定がディスプレイに読み込まれ、既存のすべての設定が新しい設
定に置き換えられます。色空間プリセットは、キャリブレーションに基づいているため、このコマン
ドの影響を受けません。
キャリブレーション以外の要素
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