
<target_primaries rx="0.680" ry="0.320" gx="0.265" gy="0.690"
bx="0.150" by="0.060" wx="0.314" wy="0.351" wY="48"
use_uv="false" external="false"/>
</calibration_info>
</calibration>
</studiocal>
ICC プロファイル生成
一部のワークフローでは、調整済みプリセットの ICC プロファイルが必要です。このプロファイルは
save_icc タグを使用して生成できます。このタグはディスプレイに対し、調整済みプリセットの ICC プ
ロファイルを計算し、StudioCal XML ファイルを格納している USB フラッシュ ドライブにそのプロファ
イルを書き込むよう指示します。ICC プロファイルを計算するには、キャリブレーション後に追加測
定を行う必要があるため、分光放射計を使用したキャリブレーションにかかる時間が大幅に長くなる
おそれがあります。
このタグは 1 つの属性を含み、以下のように構造化されています。
<save_icc value="TRUE|FALSE"/>
値が TRUE に設定されている場合は、低いグレースケールの拡張測定が行われます。FALSE に設定する
と、タグは無視されます。
このタグは、コア キャリブレーション タグとともに<calibration_info>要素内に配置する必要がありま
す。また、このタグには、XML ファイル内に<validation>タグが含まれていて、TRUE に設定されてい
ることが必要です。<validation>タグについて詳しくは、81 ページの検証を参照してください。
生成される ICC プロファイルは、PRESETNUM-PRESETNAME.ICC という規則を使用して名前が指定され
ます。したがって、プリセット タグ<preset num="3" name="BT.709" store="factory"/>を使用するキャリ
ブレーション プリセットの名前は 3-BT.709.ICC になります。ICC プロファイルを保存して有効にする
ためのコンピューター上の場所について詳しくは、オペレーティング システムやアプリケーションの
説明書を参照してください。
オプションのキャリブレーション タグ
コア キャリブレーション タグに以下のオプション タグを追加して、機能を追加することができます。
これらのオプション タグは<calibration>要素の前に配置する必要があり、要素の内部に入れ子にする
ことはできません。これらのタグは、どれも StudioCal XML ファイル内で必須ではありません。
測定の平均化
このタグにより、複数の測定を実行して平均することができます。キャリブレーション測定のために
測色器を使用している場合、一部の測色器に固有のノイズを補正するために、低いグレースケール レ
ベルを複数回測定することが必要な場合があります。
注記:
分光放射計は低いグレースケールのノイズが少ないため、分光放射計で測定するときはこのオ
プションは通常使用されません。
このタグは 2 つの属性を含み、以下のように構造化されています。
<average_meas N="INTEGER" use_below_RGB="INTEGER"/>
N:実行されて平均化される測定の数。2 から 10 までの整数値がサポートされています。
80
第 4 章 StudioCal XML スキーマの使用
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