
青のチャンネルのみの表示
人間の目は青色の変化に気づきにくいため、ほとんどの圧縮アルゴリズムやエンコーディング アルゴ
リズムでは、青のチャンネルに割り当てる帯域幅を最も少なくしています。このため、青のチャンネ
ルを表示しているときに、圧縮/エンコーディング エラーが起こることがよくあります。このディス
プレイでは、一時的に青のチャンネルのみを表示して赤および緑のチャンネルをオフにすることで、
こうしたエラーが画像に起こっていないかどうかを確認できます。
青のチャンネルのみを表示するには、以下の操作を行います。
1. フロント パネルにある機能ボタンのどれかを押します。
2. メニュー表示ボタンを押してオンスクリーン ディスプレイ(OSD)メニューを開きます。
3. [画像の調整]を選択して、調整オプション画面を表示します。
4. [上]/[下]ボタンを使用して[青のチャンネルのみ表示]オプションに移動し、[選択]ボタンを押して
そのオプションを選択します。このオプションが有効になると、オプションが選択された状態に
なります。
縦横比管理オプションの使用
このディスプレイには、一般的なディスプレイをはるかに超える数の特別な縦横比管理オプションが
用意されています。以下のセクションでは、これらのオプションを特定の作業で使用する方法につい
て説明します。
「合わせる」オプション
これらのオプションでは、ソース入力の解像度がディスプレイのネイティブ解像度(2560×1440)と
異なる場合に、そのソース入力を画面に表示する方法を設定します。
ソースの縦横比に合わせる(均等)
このオプションは、ソース入力の縦横比を維持しながら、画像をディスプレイの中央に配置してでき
るだけ大きく表示し、画面の未使用領域を 0%の黒色で塗りつぶします。たとえば、16×9 より幅の狭
いソース入力は画面の上下いっぱいに表示され、ソース画像の左右に黒色の帯が表示されます。ま
た、16×9 より幅の広いソース入力は画面の左右いっぱいに表示され、ソース画像の上下に黒色の帯が
表示されます。
[ソースの縦横比に合わせる(均等)]は初期設定のオプションで、多くの作業に最も適しています。
以下の図は、2048×1080 のソース入力が、[ソースの縦横比に合わせる(均等)]オプションを有効にし
てディスプレイに表示されたときの見え方を示しています。
画像調整オプションについて
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