アーカイブ LUT
アーカイブ LUT タグは、キャリブレーションと一緒に使用するように設計されており、調整後の LUT
およびマトリクスを、studiocal.xml ファイルを格納している USB フラッシュ ドライブにダウンロード
するようにディスプレイに指示します。ファイルはフォルダーに保存され、フォルダー名は調整済み
プリセットの名前として割り当てられます。
このタグは 1 つの属性を含み、以下のように構造化されています。
<archive_lut_flag value="TRUE|FALSE"/>
値が TRUE に設定されている場合、キャリブレーションの終了時に LUT がフラッシュ ドライブにダウ
ンロードされます。FALSE に設定すると、タグは無視されます。
ダウンロード LUT
ダウンロード LUT タグは、キャリブレーションとは無関係に使用されるように設計されており、調整
後の LUT およびマトリクスを、studiocal.xml ファイルを格納している USB ドライブにダウンロードす
るようにディスプレイに指示します。
ダウンロード LUT の親要素
この親要素には、ダウンロードされる LUT を使用するカラー プリセットの数を指定できる属性が含ま
れています。親要素として、子要素のリストの後に終了タグを使用する必要があることに注意してく
ださい。
このタグは 1 つの属性を含み、以下のように構造化されています。
<download_lut entries="INTEGER"/>
</download_lut>
entries 属性は 1 から 6 までの値をサポートします。
ダウンロード LUT の子要素
子要素は、ダウンロードされるプリセットを定義します。2 つの属性を含み、以下のように構造化さ
れています。
<lut_details num="INTEGER" folder="ALPHA"/>
num:ダウンロードするプリセット番号。0 から 7 までの整数値がサポートされています。
folder:LUT ファイルを保存する USB フラッシュ ドライブ上のフォルダーの名前。ドライブ上にフォ
ルダーが存在しない場合、フォルダーが作成されます。
store:ダウンロード元のメモリ ストアを指定します。「user」または「factory」の値を指定できます。
このディスプレイには、工場出荷時ストア(factory)およびユーザー ストア(user)という 2 つの異
なるメモリ ストアが含まれています。
● 工場出荷時ストア(factory)は、工場出荷時のキャリブレーションが保存される保護されている
メモリの場所です。キャリブレーションが工場出荷時のメモリの場所に書き込まれると、ユー
ザー メモリの場所も工場出荷時のメモリの場所に合わせて書き換えられます。この場所は、
StudioCal XML を使用する方法でのみ書き換えることができます。このオプションは、キャリブ
レーションを保存して「工場出荷時の設定に戻す」または「工場出荷時設定のリセット」コマン
ドを使用して簡単に呼び出せるようにするために提供されています。
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第 4 章 StudioCal XML スキーマの使用
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