
ディスプレイの自動ウォーム アップを行うように設定するには、以下の操作を行います。
1. [キャリブレーション]メニューを開きます。
2. [ウォーム アップ完了時刻の設定]オプションを選択して、[選択]を押します。
内部時計が設定されていない場合、時計の設定を求めるメッセージがディスプレイに表示されま
す。12 時間表示または 24 時間表示のどちらかで日付と時刻を正しく入力し、タイム ゾーンを設
定します。
3. メニューから[有効にする]を選択し、[選択]を押します。
4. [作業開始時刻の設定]を選択し、[選択]を押します。
5. 作業を開始する時刻を設定します。
6. 作業日とみなされる曜日を設定します。
ディスプレイは、チェックが入っている曜日のみウォーム アップします。
外部測色器の使用
このディスプレイは高精度の XYZ 測色器を搭載し、さらに、低価格な測色器から高性能の測色器およ
び分光放射計まで、さまざまな種類の測色器をネイティブでサポートしています。これらの外部測色
器は、内蔵の測色器の代わりに、キャリブレーションに使用できます。また、外部測色器は内部測色
器を調整するためにも使用できます。
サポートされている測色器の多くは、HP のスタジオ パートナーからの助言に基づいて選択されてお
り、パートナーの施設で標準的に使用されている測色器です。これらの測色器の中には、ディスプレ
イと一緒に使用したときに正常に機能するために特定の設定またはキャリブレーションが必要なも
のもあります。
サポートされているすべての測色器は、USB を使用してディスプレイの HP DreamColor USB ポートの
どちらかに接続します。ホスト ベースのソフトウェアがなくても測色器は動作しますが、測色器の設
定およびキャリブレーションに必要な場合があります。
重要:
これらすべての測色器について、測色器がディスプレイの前面と垂直になるように配置されて
いることが非常に重要です。
Klein Instruments K10 および K10-A 測色器
これらは、ディスプレイに直接接触させて使用することも、暗い部屋で接触させないで使用すること
もできる、高速かつ非常に正確な軽量デバイスです。
設定
Klein K10 および K10-A 測色器は、ディスプレイ マトリクスが cal ファイル 15 として保管されて事前
調整済みの状態で工場から出荷されます。既存の装置がある場合、お使いの測色器を再調整するため
に
Klein Instruments 社に送ることを強くおすすめします。ただし、キャリブレーション マトリクスの
作成が行えて、分光放射計を利用できる場合、Klein ChromaSurf プログラムを使用して、独自のキャリ
ブレーション マトリクスを生成することが可能です。お使いのカスタム マトリクスを cal ファイル
15 として保存することをおすすめします。初期設定では、K10-A がディスプレイに接続されると、こ
のファイルが読み込まれます。
StudioCal.XML を使用すると、あらゆる cal ファイルをキャリブレー
ションで使用するように指定でき、カスタム マトリクスをどこにでも保存することが可能です。
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第 3 章 ディスプレイのキャリブレーション
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